看護師妻あるある

ママさん看護師復職の壁!
夜勤が及ぼす家庭への
影響とその対策

夜勤

ママさん看護師が復職をするうえで必ずぶち当たる
壁があります。それは夜勤です。

復職してしばらく夜勤は免除になると思いますが、
その期間は職場によって子供が1歳になるまでや
3歳になるまでと様々。

遅かれ早かれ夜勤をしなかればならないときは
やってきます。

私の家庭がまさにそのタイミングなのです。

私の妻が看護師で、子供が1歳になったら夜勤が
必須というなかなかハードな職場です。

世の旦那さんよりははるかに家事、育児をやっている
と自負している「専業ではない主夫」の私ですが、

妻が夜勤を再開してからというもの、2つの壁に
ぶち当たっております。

それは、以下の通り。

夜勤再開により妻の気力体力が日々消耗している

妻の夜勤時のワンオペ育児により自分も消耗している

これらに対する対策を考えましたので、
同じ境遇で悩む方に共有できたら幸いです。

なお
なお
小さい子がいる看護師さんの夜勤は
家族の協力がないと難しいし、
協力を得られても、キツイのは
間違いないと思います。

夜勤再開により妻の気力体力が日々消耗している

疲れた

夜勤入りの日

妻の病院では夜勤の場合、勤務時間は16時~翌9時
終わりの時間はあくまで目安で伸びるのが常です。

子供が生まれる前は13時過ぎまでひたすら寝て、
私が用意した昼食を食べ、のんびりしてから
出勤!というカタチでした。

徹夜するわけですからしっかり寝溜めして
戦に臨んでいました。

しかし今は、朝5時~6時の間に子供が起きるため
それに伴い起床。子供の世話をする。
途中、夫にバトンタッチし、寝る。

しかし、子供の泣き声などで起きてしまうため
まとまって寝れてはおらず、寝た感じはしない
とのこと。

そして大して寝溜めできずに夜勤へ臨む。

なお
なお
夜勤に入る前からすでに体力を
消耗している状態です。
帰るときにはボロボロです・・。

夜勤明けの日

大体いつも10時くらいに勤務が終わり、
11時くらいに帰宅。

入浴、食事を終え昼過ぎくらいに寝ます。

夫婦だけならそこから夜まで寝ていられる
のですが、子供がいるとそうはなかなか
いきません。

泣かれたり、寝起きの子供に睡眠を妨害
されるのは普通です。

夫が子供の面倒をみて奥さんを寝かせて
あげればいいじゃないかと
言われそうですが、

夫は夫で慣れないワンオペ育児をやっていて
妻が寝ようとするタイミングと夫の限界を
迎えるタイミングが被るんです。

なかなか酷ですよ・・・。

なお
なお
体感的には奥さんが帰るころには
こちらも色々と限界が近づいています。

妻の夜勤時のワンオペ育児により自分も消耗している

ぐったり

妻が夜勤の時、親のサポートなどを受けていない
我が家では当然、夫である私のワンオペ育児
になります。

普段から家事、育児は半分以上担当していますし、
ワンオペ育児上等じゃい、かかってこんかい!

と意気込んでスタートさせてみましたが、
何かがいつもと違うんですよ。

自分で自分が嫌になりますが、子供に怒鳴ったり
している私がいました。

普段私は温厚な性格で、子供に対して
感情的になることはありません。

しかしワンオペ育児初期のときは、子供の
かんしゃくや、ワガママな態度に対し
感情的になることが多かったです。

でも、妻がいるときはそのように感情的に
なることはありません。

なぜかと考えるとワンオペ育児をしているときは
どんどん自分の心の余裕が失われていたのです。

次第に慣れては来るんですが、最初のストレスの
感じ方はひどかったと思います。

いつも二人で行っている育児が、いかに相手に
助けられているわかりましたし、

自分一人で育児をするのがこんなにも大変なのか
と痛感しました。

まともな精神状況でワンオペ育児ができるのは
体感的には妻が不在の丸一日が限界だと
私は感じます。

なお
なお
きれいごとなしに、ワンオペ育児は
精神的負担が大きく、いつもの
自分では居られなくなります。
正直キツイです・・・。

夜勤明けで帰宅したタイミングで夫婦ともに
体力・精神的に限界

破局

ここまでで書いたように、

妻は夜勤で体力が、

夫はワンオペ育児で精神が

夜勤明けで帰宅するタイミングで
限界を迎えるんです。

妻はとにかく寝たい!

夫はワンオペ育児から解放してほしい!

このお互いの欲求の調整が難しいんです。

先日、たまたまやりたいことがあり、
寝ている妻を起こして子供の世話を

パスしたことがありますがそのあと
夫婦の関係はギスギスしました・・。

なお
なお
起こすなんてありえない!と後で
クレーム受けました。がしかし、
思い返すとこちらも精神的に
ちょっとおかしくなってたなと自覚。

二人がつぶれないために考えた対策

土曜の夜勤入りを金曜入りに変更

カレンダー

土曜の夜勤入りを当初選択していましたが、
これだと土日休みの私が休日を全てワンオペ育児

に捧げることになり、リフレッシュする間もなく
いずれメンタルに異常をきたす恐れがあります。
(私はメンタルヘルスで休職していた過去あり)

そこで、幸いにも私は週に何日かは在宅勤務が
できるので、妻の夜勤入りを金曜にする案が浮上

私が金曜に在宅勤務を選択すれば、子供のお迎えも
対応できますし、そのまま子供の世話を開始し、

翌日の土曜もワンオペ育児で精神を蝕まれますが
日曜日は妻の手を借り、休息できリフレッシュ!
というプランです。

祖父母を当てにできない我が家としては、
多少無理してもどうにかするしかありません。

大変だけどなんとか破綻しなければいいのです。

しかしがんばってみてダメなら次の策を打つしかない
かなと思っています。

なお
なお
なんとか妻を休ませつつ、自分も
リフレッシュできる運用に
しておかないと長続きしない
と思います。

転職や退職

退職

自分たちがつぶれないように対策をしてみても
負担が大きく、継続が難しいようであれば、
妻は転職や退職も視野に入れているようです。

看護師は一度退職しても、再就職に困ることは
まずありません。(長期離脱は希望するキャリアの
足かせになる可能性はありますが)

ママさん看護師の多くは、祖父母などのサポートが
得られない環境である場合、いったん退職し子供が

小学校にあがってから再就職したり、クリニックなど
夜勤のない職場に転職することが多いようです。

柔軟にキャリアの選択ができるのは、私のような
窓際リーマンからするとうらやましい限りです。

なお
なお
自分のキャリア選択の自由度の高さは
看護師さんは恵まれてるなと思います。

最後に

家族の木

ママさん看護師が夜勤をしていくには、
家族のサポートが不可欠です。

祖父母のサポートを受けられればいいですが、
全員がそんなに恵まれているわけでもありません。

となると旦那さんのサポートは必須です。
でもサポートをするにも日頃から家事育児に
参加していなければ恐らく役に立ちません。

そのため、早めに旦那さんを家事育児に
巻き込んでおくことをオススメします。

こればかりは一朝一夕では形になりませんので。

それも難しく、自分ばかりの負担が
増えてしまう場合は退職や転職も悪くない
と思います。

せっかく無敵の国家資格をお持ちですから
柔軟な働き方をしたらいいと思いますよ!